本作の主人公は、ある地方都市に“新婚夫婦”として引っ越してきた晃と桂一。実は2人には、兄妹であるという秘密があるのだった。劇中では、晃と桂一をとりまくさまざまな人間模様が描かれる。
糸井のぞによる同名マンガをもとにした本作。主人公の幸田すももは生きることも死ぬこともできず、自殺の名所「志手の岬」から徒歩5分にあるオーベルジュ・ギルダを訪れる。店主の白石夕雨子の言葉を受けたすももは、住み込みで働くことに。それぞれに事情を抱えた客が、オーベルジュ・ギルダでの滞在を通して再生し...