本作では、あるカセットテープから流れる“とあるメロディ”を聴いた人々が、次第に自らもそのメロディを口ずさむようになり、不可解な事件に巻き込まれていくさまが描かれる。
ある料理スクールで松岡が男性生徒の田代に教えていたところ、田代が突然、何かの声が聞こえると口にする。教室でも田代は少し変だと言われているが気にしない松岡。しかし翌日、田代は「僕の脳の半分は入れ替えられて、機械なんです」と言い出す。